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 秋も深まってもうすぐ冬を迎えようとする今の時期、きらきらとお日さんをあびた縁側のある家に憧れます。ちょっとだけ古くてもいい、平屋で。縁側の前庭は、整然と手入れされてなく、でも雑草はひいてあって。つわ蕗、小菊、吉兆草、しゅうめい菊などがおもいおもいに株をはって咲いている。おふとんが干してあるのもいい。

 26年前建売住宅を買って引越ししたときは北側に道路があって、西側に家があったけど、周りには何も建ってなく、真北向きでなくちょっと角度を振った家だったので1日中どこかからおひさんが差し込んでいました。でも、やがて周りに家が建つんだろうなと不安でした。2年ほどたって、東側に5階建てのマンションが建ったときはまだ南側がマンションでなくうれしいと思いました。その後空き地は駐車場になりましたが、バブル時代2回マンションの計画が進められたときには、私の家はもうおひさんの光を浴びることがなくなるんじゃないかと落ち込みました。その後バブルもはじけ、おかげさまで計画は中止、今度は建売住宅が計画され、その時南側に少しですが庭を広げることも出来、リホームついでにちょっとだけ増築し大きな天窓もつけてもらいました。いつかは何かが立つと思っていたので私にとって1番いい結果と思い、もうこれでマンションが建ったら・・・とびくびくして暮らさなくてすむことが嬉かったものです。

それでも南側に家が建つと、今の時期1階部分の日当たりはなくなります。

冬至が過ぎて、居間に差し込むおひさんの光が1日1日ふくらんでいく、それがささやかな幸せです。

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