花山椒の佃煮
山椒の木には実山椒と花山椒の木があります。実山椒も佃煮にしますが、私は花山椒の佃煮が好きで、今の時季作ります。 花山椒の花を摘む日に適した日は蕾が膨らんで、黄色の花が咲くまでのほんの2、3日しかありません。黄色い花が咲いてしまっては遅いのです。
桜の季節が終わりゴールデン・ウイーク前になると、蕾のようすを気にかけます。
とは言っても実家にある花山椒の木なので、蕾のようすをじっと観察できるわけでもなく、実家の母は山椒は食べると足が痛くなると無関心なので、花山椒の摘み頃に実家に行けるかどうかはちょっとした賭けになります。
今年はちょっと早かったかなと思いましたが、摘んでしまいました。山椒の木にはとげがあるし、花山椒はほんとうに小さいのでこれだけ採るのもけっこう大変です。パソコンで“花山椒”と検索すると、篠山市の倉さんが500g 5400円で販売されてましたが納得です。
chiyomi さんは10000円ほど頑張りました。
最初の頃は山椒の葉っぱものけて、蕾のみでたいていましたが主人のお母さんの“そんなんしとったら嵩がでーへん”という言葉を聞いてからは、ずいぶん大雑把になりましたがそれでも葉っぱは出来るだけ除けて炊きます。実家の母は山椒は食べないので、主人のお母さんが炊かれたのをいただいたのが始まりです。
熱湯でゆがき、水にさらしてから醤油、酒、みりんでたきます。悲しいほど量が減ります。
たくさんあげたいけど、小さなタッパ-に少しずつおすそ分けします。基本的に山椒は山椒やけど、花山椒は実山椒よりちょっと上品かな?
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