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山蕗のたいたん

私が小さかった頃、母は近所の友達とお弁当を持って山蕗を採りに行きました。大きな袋いっぱいにもって帰った山蕗は大きな鍋で炊きました。その頃はガスコンロはなく、おくどさんでした。醤油のかおりがいっぱいでした。
炊きあがった山蕗は嵩びくくなってまっくろでした。豊かでなかった時代の保存食でした。子供の私はただ辛いだけの山蕗のたいたんは好きでなかったと思います。

結婚して間なしに主人の母が山蕗のたいたんをパックに入れてくれました。その時山蕗のたいたんはこんなにおいしかったんやと気がつきました。
子供の頃好きでなかった食べ物が大人になって好きになる。私にとってその一つが、山蕗のたいたんです。

自分で炊きだして15年ぐらいになります。5月の中ごろになると店先に山蕗がほんの短い時期出ます。宝塚の西谷に、農家の方が売りに出されるのを頼んでおいて買いに行った時もありました。堅かったり、えぐかったり毎年のように悩みながらの山蕗の佃煮作りの繰り返しです。お母さんたちのようにはなかなかうまく出来ません。それに喜んでくれるのはお父さんだけで、子供たちにはもうひとつのようです。ふんわりとやわらかく、でも歯ざわりは残し、えぐすぎずでも山蕗の味は残し・・・今年はうまくたけるでしょうか。駅前の市野商店に出ていた篠山・後川産の山蕗を買ってきました。

真夜中の1時過ぎ chiyomi さんの台所は山蕗を炊く醤油のにおいでいっぱいです。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

山吹→山蕗では……
蕗大好き人間です。
ちよみさんの方言は、やわらかくて煮て食べるとおいしそう。

投稿: あきの | 2006年5月30日 (火) 05時35分

わぁ~はずかし・・・
この前の長嶋さんの時と同じです。反省できてないのがばればれですね。すぐ変更します。
ありがとうございました。

投稿: chiyomi | 2006年5月30日 (火) 09時02分

懐かしい!
私も田舎の祖母がよく炊いて送ってくれました
蕗のたいたん 山椒のたいたん
とか 言っていました
 
そんな言葉もとても懐かしいです~~~

投稿: fuji | 2006年5月30日 (火) 10時24分

chuiyomiさん、主婦してますね。私はちっとも主婦してないけど、人の主婦ぶりを読むのは好きです。
方言で読むと、山蕗のたいたんのおいしさが倍になって伝わります。今子供さんは、今いちでも、もっと大人になったらchiyomiさんのたいたんを、懐かしく、おいしいと思うでしょうね。

投稿: oss102 | 2006年5月30日 (火) 11時14分

fujiさん
おばあちゃんのお住まいは丹波ですか?
煮つけとか、煮物とかいった方がカッコいいと思いますが、大根のたいたんとか魚のたいたんとか言うのもあたたかい気もします。懐かしいと思い出して頂いてうれしいです。

Ossさん
私は勝手なときだけ主婦をします。それもピントがずれていて力を入れる割に喜ばれてないきがします。
今はおいしいものがすぐ手に入って、また外で食べることも出来選択肢がいっぱいあります。Ossさんの言ってくださったように思ってくれればうれしいのですが。

投稿: chiyomi | 2006年5月30日 (火) 22時22分

chiyomiさん こんにちは。初めまして。
拝見しながら、鼻の奥に蕗を炊く香りが広がるようでした。わたしの母もよく蕗を炊いていました。子供の頃は嫌いでしたが、今はその美味しさが分かる年になりました。学生時代に旅行した山陰で食べた『蕗ご飯』も思いだしました。今度作ってみます。

投稿: となりのとまと | 2006年5月31日 (水) 12時24分

こんにちは。
となりのとまとさん たずねてくださりありがとうございます。
小さな頃は、となりのとまとさんもやはり蕗は苦手だったようですね。今年の蕗は急いでください。もうすぐ旬が終わります。

投稿: chiyomi | 2006年5月31日 (水) 15時39分

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