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贅沢な時間

P1020280出発の数日前 、急に自宅通勤に戻ったお父さん。毎朝5時起きでJR三田駅までの送迎が始まりました。実家の母も体調が思わしくなく、気がかりです。
そんな中、以前白馬三山縦走でお世話になった白馬山岳ガイドの森さんに予約していた計画を半分で、chiyomiさんの我儘をかなえていただきました。

“トップの写真はド~ンと、連なる夏山に青空”と決めていたのに・・・かないませんでした。
五竜岳に咲く、チシマギキョウです。

8月2日 出発
家を出る時は晴れていたのに、特急しなの号乗車中に雨。前回と同じです。
天気予報も芳しくなく、ペンションでの夕食時ますます雨は激しくなり、テンションは下がりっぱなし。一人晩ご飯には慣れているのに、さみしく落ち込んでいきました。

P1020237_2 8月3日 八方尾根~唐松岳へ
八方アルペンラインの終点、八方池山荘前からの出発です。雨はやみましたが、前を見ても横を見ても昨夜想像どうり一面白いガスの中。下を向くしかありません。
写真は濃いピンクが鮮やかなシモツケソウ。
ユキワリソウ・カライトソウ・ミヤマアズマキク・タテヤマウツボグサ・タカネマツムシソウ・・・八方尾根には見事なお花畑が続きます。

P1020246 以前、ここまでは来たことがあるので八方池はパス。唐松山荘到着後、行動食に持ってきたラスクで森さんとコーヒータイム。
今回の山旅出発前、いろんなラスクを試して“豆畑”のラスクを選びました。

薄日が差し、霧が流れるさまをぼ~っと眺めるのんびりした時は、贅沢そのものでした。
その後、荷物は部屋に運び込み、写真後方の唐松岳往復。

P1020270 8月4日 唐松山荘~五竜岳(*^_^*)
朝から雨。少し小降りになるのを待って出発するなり、牛首の鎖場が待っていました。
さっそく森さんの確保。
なんとか岩場も過ぎ、雨も上がり落ち着いて歩けるようになりましたが、相変わらずの霧。ここ一番は霧の中‥お約束は健在でした。
北アルプスのミストシャワーを充分にあび、五竜山荘到着です。

P1020274_2 サブザックを背負い、五竜岳を目指しました。
ガレ場を過ぎ、急な岩場を登り始めると足元が恐ろしく切れ落ちているのが見えます。森さんから“三点確保”“横歩き“の指示が出ますが、ついに「もうここで引き返してください」とお願いしました。五竜岳は分不相応な山だと気づかされました。
動けなくなったchiyomiさんを励ましてくださる森さん。先ほど五竜山荘直前で追い越して行かれた方の「ここはもう少しです。後はなだらかになりその後もう一か所危険な場所がありますが頑張ってください」の励ましにまた歩き出すことができました。
山頂かと思ったその50m程先に、頂上はありました。
写真はよれよれの、でもうれしげなchiyomiさん。そして五竜岳頂上につながる歩いてきた道です。
帰りは頂上でロープで確保の準備をしていただき、降りることになりました。
「はい。犬にでも牛にでもなります。お願いします」の心境でしたが、確保していただけているという安心感はすごいものです。おかげでするすると下ることができました。

P1020298 8月5日 下山
満天の星空と、もうすでに五竜岳山頂を目指す方々のヘッドランプの光が続く朝です。
1時間もすると、白岳の隣にご来光と雲海。
日の出に輝く五竜岳を写すことができました。五竜岳に登れててよかった。
朝食後、遠見尾根を下山しました。
森さん、心からありがとうございます。

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