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想紫苑

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この頃、シュウメイギクは当たり前に植えられていますが、シオンが植わっているのは珍しくなりました。R176を畑に走るとき、四季折々の花が楽しみな畑があり、シオンも植わっています。

押入れの奥に見つけた、山下景子さんの「美人の日本語」の本。
一日一語、口にするだけで奇麗になる一年365日の言葉

10月2日 想紫苑 おもわれしおん  書き写してみます。

 十月の誕生色は野に咲く紫苑の明るい紫。秋の野を代表する花です。
「紫苑」という美しい名前は漢字をそのまま音読みしたもので、台風に倒れてもいち早く立ち直る花としても知られています。
 昔、親を亡くした兄弟がいて、兄の方は忘れな草である萱草を、弟の方は思い草と言われる紫苑を、そのお墓に植えました。兄は親のことを忘れてしまいましたが、弟の方はいつまでも覚えていたということです。
 この話に鬼も感動したので、紫苑は「鬼の醜草」と呼ばれるようになったとか。ちょっとひどい名前のようですが、「醜」とは強いという意味なんです。
 かよわそうに見えますが、どんな強い風が吹き荒れても、心には決して忘れない思いを秘め、倒れてもすぐ起き上がる・・・。
 風の強い日は、野でその風に耐えているであろう紫苑の花を想います。

“醜女の深情け”・・・私の中で囚われていたものが解放された気がしました。

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